8月9日,千葉の姉の家族が帰省してきました.甥っ子はお友達を伴い1日遅れで佐渡入りです.甥も早,高校2年生.
12,3年前になるでしょうか.その頃は私も結婚前で,よく東京方面の”営業”を仰せつかり,姉の家を宿として使わせてもらっていたのです.
明日東京出張という日にちょっとした不注意で足を怪我してしまい,足にぐるぐる包帯を巻き,東京へと向かったのであります.旅行会社さん巡りを終え,ひとしきり歩いたので流石にかなり痛みがきておりました.
あの角を曲がれば到着だーと思い,角を曲がると,姉の家の扉がぱぁーっと開き,小さな子供の影がほんのりと明かりに映し出されたのです.
「聖子ちゃん遅いねー」と何度も何度も扉を開けては待っていてくれたのだとか.それを聞いて私,うるうるしてしまったのであります.何とも健気ではありませんか,甥っ子4,5歳の時です.
そんな彼も高校生になり,こうしてお友達を連れてくるようになりました.愉快な“チバリー・トリオ”は,毎日毎日泳ぎに行き,すっかり真っ赤っかであります.
『最後の晩餐』は,我が家の庭でバーベキュー.ブログにのせるからと「そのままそのまま7秒じっとしてて」と写した一枚です.
翌朝,お別れにわれらの前に現れたお友達二人は深々と頭を下げ「必ず,また来ます.有り難うございました」と爽やかに帰って行きました.
ほのぼの一夏の出来事でございました.