佐渡テンペスト

sado_tempest

三寒四温.春にはもう少し間があります.そんな中,映画『SADOテンペスト』の撮影が開始されました.

あわよくばわたくしもエキストラでと思いきや,今回男性のみのオーディション.

知ってる方が出演するのですが,“どうやら囚人か看守”とのこと.なるほど.やっぱり男性だけなのね.

“撮影現場追っかけ”よろしく,今日もやってないかしらと長手岬へふらっとドライブして参りました.見事はずれましたが…  3月末まで佐渡ヶ島全島でみっちりロケが行われ,来年公開とのことです.

島のきれいな風景とともに,苔むした石垣,廃墟感満載の産業遺跡群,決して整然としていない町並みなんかも映像に映り込んでいくのではないかと期待しています.

これから楽しみな一ヶ月間です.

【参考】2011年3月8日付け朝日新聞

「佐渡島の美しさ、映画に ロケ地すべて島内、住民も出演」

佐渡島を舞台にした映画「佐渡テンペスト」の撮影が進んでいる。シェークスピアの「テンペスト」を原作に、英国人のジョン・ウィリアムズ監督(48)が日本人の役者を起用したファンタジー作品で、ロケ地はすべて佐渡島だ。

ウィリアムズ監督は英国のケンブリッジ大を卒業後、1988年に日本に移住。映画会社の社長となり、制作と企画開発に取り組んできた。3年前に「全国ロケ地フェア」で佐渡を訪れた際に島の自然美に魅了され、テンペストを題材とした映画を撮ることを決めた。

作品は独裁政権下となっている近未来の日本が舞台。政治体制を批判した主人公のロック歌手が、精霊と音楽に満ちた不思議な島に流され、そこで出会った能や鬼太鼓から触発されて曲をつくり、荒廃した国に変革をもたらすというストーリーだ。

主演はロックバンド「ジルバ」のボーカル逸見泰典さんで、いずれも佐渡出身の俳優の佐渡(さわたり)稔さん、土屋良太さんが脇を固める。

撮影は5日から日本海に臨む佐渡市橘の長手岬でスタート。佐渡金銀山、宿根木、大野亀など島内各地で今月いっぱいロケを重ねる。佐渡市が全面協力し、オーディションで選ばれた島民も参加する。年内の完成、来年の公開を目指す。

ウィリアムズ監督は「映画を通して佐渡島の美しさを感じてもらい、多くの人が行ってみたいと思える作品にしたい」。逸見さんも「芝居をするのは初めてだが、音楽のような情熱を見る人に伝えたい」と意気込んでいる。

(川崎友水)

【写真】佐渡島を舞台に撮影が進む映画「佐渡テンペスト」=佐渡市橘の長手岬

2011_0320_1056_43_1(←佐渡テンペスト・ロケ現場1!)

2011_0320_1101_57_1(←佐渡テンペスト・ロケ現場2!)

2011_0320_1103_37_1(←佐渡テンペスト・ロケ現場3!)


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