若女将交友録その26・デイヴィッド・リー様

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昨年,当館へおいで頂いた英国の日本特化旅行社『Into Japan』のデイヴィッド・リー社長様にお会いすべく,オックスフォードへ行って参りました.

今回は,マドリッドで開催される世界観光見本市『フィトウール』に新潟県旅館組合の仲間と再度参加するために欧州へ来たのでありますが,近くまで行くのだからデイヴィッドさんに連絡してみようと思いたったら,止められない.

“是非お待ちしています”のお言葉に簡単に甘えてしまい,素敵なB&Bまで紹介して頂き,こうしてオックスフォードの地に足を踏み入れたのであります.

そして,何よりも嬉しかったのは,佐渡へいらして頂いたデイヴィッドさんの八十歳になられるお父様に再会出来,“又お会いしましょう”と手を握りしめて下さったことです.感激しきりです.本当に有り難うございました!

2010_0124_0838_34_2↑(B&Bの女将さん!)

デイヴィッドさんから紹介していただいたオックスフォードのB&B「カントリー・ファームハウス」の女将さんと.なんと17世紀の建物!古いものを大事にする,と口で言うのは簡単ですが,これを維持し続けることを考えると気が遠くなりそうです.B&Bは日本で言うところの「民宿」でしょうか.

2010_0124_0742_20_1↑(朝食!)

女将さんが腕に縒りをかけて作って下さいました.今日は離れて暮らす娘さんたちがお孫さんを連れて里帰りということで「8人分の晩御飯をつくらなければ…」と嬉しそう.女将さんにお会いしホッとした一時を過ごすことができました.これが宿屋の本質かもと,なにやら嬉しくなってきたのであります.曰く“宿屋は忙しいね.Twenty four hours / eight days.”と,にこやかに笑っていました.宿屋の忙しさは万国共通でした.

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