JTB社員研修御一行様においで頂きました.
今回は大野亀に群生する“キバナカンゾウ”視察が研修目的ということでございましたが,仏ミシュラン・グリーン・ガイドで二つ星☆☆を誇る外海府の景色はいかがでございましたでしょうか.
JTB法人営業新潟支店の中村様も「凱旋」添乗お疲れ様でした.
“乱入せしはどこぞのフォリナーか”と思いきや…
左から,マイク・ザカナックさん(トランペット),パトリック・グリンさん(ベース),ジョン・エスクリートさん(ピアノ),そしてサイモン・コズグローブさん(サックス)の4名が,昨日北沢選鉱場の聴衆を沸かした噂のモダン・ジャズ・クインテット,“SC-JE Alliance”の皆さんです.
ドラムの今泉総之輔さんは,あまりにパワフルに叩きすぎたのか,今宵のライブに備えて“静養中”とのことでした.
私は残念ながら行けませんでしたが,大変素晴らしい演奏だったと連れ添いから聞いております.
世界遺産登録を目指し“北沢選鉱場”での音楽を通じて佐渡金銀山をもっと知ってもらおうと,これからもどんどんとコンサートが企画されています.4月には同会場で狩野泰一さんのパフォーマンスが聴衆を魅了したばかりでした.
当館ロビー脇に展示してあります野村蘭作の練習舞台の“松”が目に止まったサイモンさん,「アノ,ノムラランサク?」
聞けば,英国ケンブリッジ大学在学中に日本でのホームステイを経験し日本語も大変ご堪能,能楽の資料の翻訳にも携わったことがおありとのこと,ナルホド恐れ入りやした.“ホーキング博士,見タコトアリマスヨ”
この次佐渡へお越しの際は是非是非“サンセット・ビーチ・コンサート”もお願いします!
この廃墟感がたまりません.野外会場のジャズ系,クラシック系の音響としては,おそらくここが佐渡でいちばんでは?!
花角英世様とご家族の皆様においでいただきました.
花角さんは佐渡ご出身.昨年10月発足,ヴィジットジャパンキャンペーンを牽引する観光庁に国土交通省からご出向しておられる観光行政のエキスパートでいらっしゃいます.
前の晩は“宵乃舞”のご見学.そして朝,ご出発前にお話しをしておりましたら,お母様はウチの宿六と同じ沢根ご出身でらっしゃることが判明,ついついお引き留めし佐渡話に花が咲いてしまいました.
十年ほど前,高女の同窓会でお出で頂いたことや,二代目宮田藍堂とお父様が懇意にしていらしたこと等々話は尽きず,ついつい長々とお引き留めしてしまいましたことこの場を借りてお詫び致します.
二代目藍堂のご子息で三代目藍堂の弟,藝大の学長・宮田亮平氏も沢根ご出身.花角さんも近々宮田さんにお会いするとかで,得も言われぬご縁を感じます.“沢根は偉大だァーッ”宿六も思いがけない“沢根繋がり”にことのほか嬉しそうでございました.
ご縁を結ぶことの大切さをしみじみ感じております.楽しくお話させていただきましてほんとうにありがとうございました.
小島隆様,前田雅裕様,そして三名の日本交通公社時代のお仲間の皆様にお越しいただきました.
小島さんはJTBの元新潟支店長.新潟県観光企画監時代には行政官の立場で観光に関する様々なご指導をいただきました.現在は新潟県議会議員として活躍されています.
昨年9月に国土交通省が【観光地域プロデューサーモデル事業】を実施,初代“プロデューサー”に選定された前田さん.地元関西の大学で講師も勤めておられましたが,佐渡へ単身赴任,長年培った旅行業のノウ・ハウをもって佐渡観光の新しい道を模索していただいております.
皆様なんと同期入社組ということで,この日は旧交を温め美味しいお酒を酌み交わして頂けたのであれば何よりでございます.同年代でも同世代でもなく,「同期」「同級」ってなんでも言い合える感じがしてとてもよいですね.
還暦は無事クリアされたということで,皆様の末永きご多幸,特にご健康をご祈念申し上げます.
庭に一輪蓮の花が咲きました.あまりに綺麗だったので,思わず カシャ.
蓮の花と言えば,『蜘蛛の糸』でお釈迦様が蓮池をお散歩している情景を思い浮かべるのは私だけ?
蓮の花と言えば,モネの『睡蓮』を思い,オランジェリー美術館のそばまで行っているのに道に迷ってしまい見逃してしまった迂闊者はわたしだけ?
蓮の花と言えば,極楽浄土,極楽浄土と言えば涅槃,涅槃と言えばニルヴァナ,ニルヴァナと言えばカート・コベイン,カートさんは無事極楽浄土へと行き着けたのかしらと思うのはワタシだけ(”About A Girl” @ YouTube:原詞:訳詞)?
蓮の花っていろいろ連想させる不思議な力がありまする.
今年もまた,お迎えすることが出来ました.
鶴見さんチェックインするや
“僕のバイク届いてますよね”
一瞬凍ったスタッフ達.
“少々お待ち下さい”
と何処を探してもご友人のバイクしか見あたらない…
あんなに大きなモノを見逃すはずもなく
“まだ届いてないようですので,宅配会社に聞いてみます”
と,電話して暫し待ちます.
返ってきた宅配さんの返答にスタッフまたも凍り付く…
“お調べしましたところ,今,群馬を走っております”
結局,最終の船に乗って鶴見さんのバイクは23時過ぎに到着いたしました.
明日みんな早いからお部屋へは連絡せぬようにと,お一人ロビーでご自分の愛車をお待ちになっていらしたようです.流石,常に気遣いの鶴見さんです.
それからご準備にかかり,結局お休みになったのは夜半をとうに回っていたとか.いやはや,とんだハプニングに見舞われたのであります.
そして,当日は生憎の雨模様.
で,翌日はやっぱり快晴.
“今年は,応援に回ります”
と,大会には出場されなかった鶴見さんと他の応援組の方々,やっぱり愛車に乗らずには帰れないと,その晴れた空の下,大佐渡スカイラインまで御朝食前にひとっ走り…って,ロングライドよりきつくないですか.
実は今年の秋に『ヒルクライム』と称して自転車で起伏の激しい大佐渡スカイラインを走る大会が開催されるのです.
すっかり自転車ずいている佐渡ヶ島,
《自転車大好き人よ佐渡ヶ島に集いましょうぞ》
ということで,来年こそは晴れますように.てるてる坊主を用意してお待ちしております.
鶴見様そしてご友人の皆様,今年もありがとうございました.
毎年春にハワイからのツアーのお客様をお迎えしております.写真はハワイに戻られてからメールで送って下さったものです.スタッフへのとても素敵な心温まるメッセージと共に送られてきました.
ご宿泊頂いた日は,少し肌寒くハワイからのお客様にとっては更に寒く感じられたのではないかと思います.暖房の入れ方を聞きにわざわざフロントまでお越しになり(日本語はほとんどお話しにならないのです),英語のままならない若手スタッフが必死に対応をし,その後またウオシュレットの調子がおかしいとフロントへお越しになり,今度はスタッフがお部屋まで伺い,四苦八苦している姿をご覧になり,“ありがとう”とチョコレートをお渡し下さったそうです.
フロントの女性スタッフが申すには“お詫びをしなければいけないくらいなのに,チョコレートまで頂けるなんて,こちらからも何かお礼を差し上げたいのですが.”と若手スタッフ3人一生懸命に英語の授業を思い出しながら英文のお礼メッセージを書き,柿チョコを添え翌日お渡ししたのです.
そして数日後,届いたメッセージです.
Konban wa,
My wife and I enjoyed a wonderful Niigata/Sado Ohanami Tour, which was more special because we met you. Although I did not find any gold ore on Sado Island, the treasure I found in your hearts is priceless! During my travels to Japan I have shared Hawaii chocolates with many people but your gift was the first I have received in return – how very thoughtful and kind of you! The world is filled with beautiful scenery but Japan is most special because it is full of people with warm hearts and a culture of humility, civility, and kindness. Although there are many interesting places to visit, I travel only to Japan because of the people there. I am very happy that I met you; you made our trip very special. I hope that we will see you again on a future trip.
Aloha,
Ralph & Bessie Oshiro
なにかこうとっても嬉しくなってしまいました.我々もまたお会いできる日を楽しみにしています.