10月18日，一年が巡り今年も村の鎮守のお祭りです．長男小学4年生．
4年になると『下がり羽 [sagariha]』の一員になれるのです．練習を始めて10日余り．実は私，その練習を一回も見に行くことができず，お祭り当日に，当館にて我が子の晴れ姿を見ることとなったのであります．
鼓を持つ手もなかなかなではございませぬか．音もちゃんとでており，一安心．
息子の成長が何よりも楽しみな親ばかな母でした．
↑（ワッショイ！）
次男小学1年生．子供御輿に今年から参加です．
こんなところにも少子化の影響が…ということでありましょうか，年々児童の数が減り，御輿の担ぎ手は，人員確保でどんどんどんどん低年齢化しております．そうなりますと，”子供御輿”とはいえ，保護者もマジで，しかも中腰で担がなくてはなりません．案の定，翌日は腰痛でございました．
次男坊も担いでるのか，ぶら下がってるのかわかりませんでしたが，『ワッショイ！』の合いの手と合いの手の間の，笛の音だけは誰よりも大きく響き渡らせておりました．
村のお祭りの一日も，可愛らしいかけ声と共に暮れていきました．
10月13日，佐渡名産【いごねり】の製造元『早助屋』様のご紹介で【新潟ハーレー陸王会】の皆様にお泊まり頂きました．ハーレー歴，どうやら大分長いご様子．愛車にまたがるそれぞれのお姿は実に堂に入ってらっしゃいました．
翌日は見事な快晴．“今日はもってこいのツーリング日和”と相成り，轟音と共に颯爽とご出発，“今度いらっしゃる時は，私も乗せてね”と心でつぶやき手を振ったのでございました．
↑（ハーリィ・デイヴィッドスン！）
ご覧あれ，この勇姿！
3年前の『中越地震』そして今年7月の『中越沖地震』と新潟は災難続きでございます．しかし，我ら新潟人はねばり強いのでございます．
9月18日は『にいがた大収穫祭』と題し，東京・池袋のホテルメトロポリタンに多くの方にお集まり頂き“新潟はこんなに元気で，美味しいのです”とPRをして参りました．
以前いらして頂いた旅行記者の方々や，十数年ぶりにJR・倉橋部長様にお会いできたりと，とても有意義な一時を過ごすことができました．
お集まり頂きました皆様に大感謝でございます．
↑（グループショット・その１）
左から岬館・矢口様，汐美荘・浅野様，とんで，望川閣・小林様，泉慶・橋本様
↑（グループショット・その２）
ＪＲ・倉橋部長様，とても懐かしゅうございました．【新婚旅行】においでいただきました山口様もお元気そうでした．
↑（表参道・ネスパスにて広報活動）
懇親会に先立ち，表参道・新潟館（ネスパス）にて抹茶をふるまい，「にいがた大収穫祭」の宣伝です．
8月9日，千葉の姉の家族が帰省してきました．甥っ子はお友達を伴い1日遅れで佐渡入りです．甥も早，高校2年生．
12，3年前になるでしょうか．その頃は私も結婚前で，よく東京方面の”営業”を仰せつかり，姉の家を宿として使わせてもらっていたのです．
明日東京出張という日にちょっとした不注意で足を怪我してしまい，足にぐるぐる包帯を巻き，東京へと向かったのであります．旅行会社さん巡りを終え，ひとしきり歩いたので流石にかなり痛みがきておりました．
あの角を曲がれば到着だーと思い，角を曲がると，姉の家の扉がぱぁーっと開き，小さな子供の影がほんのりと明かりに映し出されたのです．
「聖子ちゃん遅いねー」と何度も何度も扉を開けては待っていてくれたのだとか．それを聞いて私，うるうるしてしまったのであります．何とも健気ではありませんか，甥っ子4，5歳の時です．
そんな彼も高校生になり，こうしてお友達を連れてくるようになりました．愉快な“チバリー・トリオ”は，毎日毎日泳ぎに行き，すっかり真っ赤っかであります．
『最後の晩餐』は，我が家の庭でバーベキュー．ブログにのせるからと「そのままそのまま7秒じっとしてて」と写した一枚です．
翌朝，お別れにわれらの前に現れたお友達二人は深々と頭を下げ「必ず，また来ます．有り難うございました」と爽やかに帰って行きました．
ほのぼの一夏の出来事でございました．
7月１日，曇り空，少し肌寒し．長男の念願でありました【釣り】で，二見 [futami] という地区（車で１０分ほど）にあります築港 [chikkou] まで行ってまいりました．
同級生でもあります釣具店のオヤジ氏にさびきのセットをしてもらい準備万端整えて太公望を決め込んでと思いきや，「今，鰺がイッパイ来とるし，釣れた魚，入れるモン持って行った方がいいんだねえーの？」とか言われ，バケツさえ持っていないことに気付いた次第でございます．
一旦家に戻り，バケツにクーラーボックス，タオルに手袋その他諸々を抱え今度こそ出発です．いざ大漁目指して頑張るぞー！！なのであります．
３０分経過．
長男「ワアー！３匹かかった～」
父親「ゆっくり引き上げろ．ゆっくりだぞ，ゆっくり」
と言ってる間に私はカメラを抱えて大騒ぎ「ハイ，魚もってハイポーズ」パシャってな塩梅でございます．
結局，３時間粘りましたが，長男５匹に次男１匹，父さん母さんは坊主でした．
次男は釣れた先から「今日は唐揚げ？家族の人数分は釣らなきゃね」と食べる心配ばかりしておりました．
久しぶりの家族水入らずな１日でした．
↑（小アジさん）
大漁ではありませんでしたが，子供達にとっては楽しさいっぱいな１日となりました．
先日の『ニッポン旅×旅ショー』撮影の折ご用意したお料理なのですが，製作の方がいらして「ごめんなさい，今日時間なくて料理撮影できなくなっちゃったんですよ」とのこと．
さて，このお料理どうしましょう．只，お腹に入れてしまってはもったいないと料理写真撮っちゃいました．
当館自慢の『佐渡海宝盛り』でございます．本日はウニと岩牡蠣盛り合わせです（季節によって変わります）．ごめんなさい．通常のお料理には付いておりませんが，別注文されるか，葵御膳（お一人様お料理代￥12600(税込み））をお申し込み下さいませ．
↑（オコゼ）
おっかない顔をしてますが，これがどうしてとっても美味．オコゼの唐揚げです．先日そういえば，お泊まりのお客様が，下の海岸で泳がれ「こんなん捕れたんだけど，刺身にしてくんない？」とお持ちになったのがなんとオコゼでした．私が言うのも何なんですが，オコゼを捕っていらした方は初めてでしたので，一寸びっくり致しました．今年は“ふぐ”ばかりじゃなく“オコゼ”も来てるのかな？？？？
6月2日『宵の舞』が京町通りで行われました．2002年に始まった『宵の舞』も早いもので6年目を数えます．年々活気を増し，今年は私もお客様をご案内して京町を歩いてみました．なかなかの人出でした．
京町とは，佐渡金山が全盛の頃の繁華街で，京や大阪から仕入れた反物を販売する呉服屋さんも軒を連ね，往時をしのばせる町並みなのです．江戸の頃はさぞや栄えたであろうと想像するのです．その京町通りを家々の明かりと雪洞の明かりに照らされ，哀調ある『相川音頭』を唄い流して歩くのです．これはこれで乙なものでございます．
↑（佐渡版画村美術館敷地内に設けられた出店）
ここで少ーし小腹が空いたなーとか喉がものすごく渇いたなーとか思っている人のためにちゃんと出店もあるのです．うちの子達はここで必ず“コメパン”を大量に買ってきます．いったいこれはお米何升分？というくらい多いのです．
↑（クライマックスは奉行所での輪踊り）
最後は参加者全員集合し，佐渡奉行所にて相川音頭を踊ります．相川っ子も佐渡おけさは踊れても相川音頭は踊れなかったりするのです．かくいう私も相川音頭は踊りこなせません．ただいま練習中であります．
この日は特にロビーショウが賑わいを見せました．富山県より『長寿会』様が来館され，その中に民謡の先生もいらしたようで，当館ロビーショウ最後の【佐渡おけさの手ほどき】は大盛況！
とその時，お客様のお一人が「少しこの場所を私たちに貸してくれんかな？」と仰る… 何が始まるのかと見学しておりましたら，以下の様に続いていくのでありました．
↑（民謡の先生が一節ご披露）
富山といえば【越中おわら節】
民謡の節回しって，日本人の原点なのでしょうか？
心に染みいる～～～のであります．
↑（佐渡ヶ島に風の盆）
先生が唄えば，もちろん踊ります．富山県福岡地区長寿会の皆様による越中おわら風の盆です．
↑（さては南京玉すだれ）
おわら節をご覧になった，大阪からいらした４名のお客様が「私たちにも一寸ロビーをお貸し頂けませんか」
“ァさてァさて，さては南京玉すだれ”
聞き覚えのあるあの何ともいえず心地よい口上と共に【ささら】を取り出し，始まり始まりなのです．
↑（お見事！）
全く腕前は玄人はだしでございます．こちらまで心うきうきして参りました．他のお客様も，もう１０時を回っているというのにどなたも立ち去ろうとせず手拍子の渦でございました．ほんにお見事．今後も開放いたします，ホテル吾妻ロビー！
5月27日，相川小学校の大運動会です．次男坊にとっては小学校初めての運動会とあって朝から気合いが入り，学校行く時より30分も早く起き，準備万端整えて臨んだ運動会でした．
その甲斐あってか，徒競走では見事一等賞，といっても何しろ人数が少なく4人単位で走るのですが，それでも一等賞は一等賞です．立派なもんだと，じいちゃん，ばあちゃん，父ちゃん，母ちゃん大喜びであります．のどかな一日です．
母ちゃんまたまた燃えまして，頼まれもしないのに【綱引き】に先頭切って出ましたところ，どうやら脇腹のあたりを痛めてしまいまして…
でも，親子競技には絶対出なければと頑張りました．一緒にコーンにボールを落とさぬよう入れて走り出しましたら，意外に早い我が子に引っ張られ，無事トップでバトンを渡すことができました．
結果は全身筋肉痛おまけに脇腹スジチガイと，毎度毎度のトホホな翌日の状態に，お後がよろしいようでございまして…
5月24日，ホテルオオクラ新潟にて『JTB旅ホ連関東支部連合会2007年度総会』が盛大に執り行われました．
新潟女将の会もお手伝いに馳せ参じ，登壇してご挨拶でございます．なんとも鮮やかではございませんか．
ちょっと見“●道の妻達”ともいえますが…
↑（トリオ・ザ・若女将）
私の右手隣が瀬波温泉夕映えの宿汐美荘の女将さん，左隣が咲花温泉望川閣の女将さんです．真ん中で変にすまし顔をしているのが私でございます．新潟の女将さん達はとても気さくで，明るくお会いするといつもいつも楽しく，ゲラゲラ笑いっぱなしです．そんな女将さんが揃っている新潟へ是非いらして下さいませ．