哈爾浜(ハルビン)の大河

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見渡す限りの大雪原です.

春節の中国哈爾浜(ハルビン)へ行って参りました.遠大デパートで,新潟女将の会がおけさ踊りを披露したのであります.大盛況です.合計8度の舞台を無事務めたのであります.

大役を終えての翌日は,つかの間の息抜き,この写真はスターリン広場へと続く道沿いに広がる風景です.目の前に広がる大雪原は,春ともなれば船が行き交う大河なのでしょう.

長い冬の間は1メートルから2メートルもの厚い氷に覆われ,人々の遊び場となり,通勤路となり,こうして車を引く馬たちの餌場となるのです.

哈爾浜は,兎に角寒くて広くて白く,人々の心は温ったかいのであります.

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オックスフォード探訪~ここで彗星を発見しました~

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こちらはなんと76年周期で地球に接近するというあのハレー彗星の発見者エドモンド・ハレーさんの生家だそうです.

オックスフォードは時の感覚が違うのでしょうか?

今回宿泊させて頂いたお宿は600年前の建物で,夕食をご一緒させて頂いたレストランは900年前の物とか.時の感覚が雄大であります.

まあ-,次のハレー彗星の接近は2061年頃だそうですが,その頃ももちろんこのオックスフォードの町は変わらずゆったりと存在しているのでしょう.

もう一度訪ねたい街であります.

2010_0123_1124_13_1↑(オックスフォードのケンタブリジアン!)

オックスフォード生まれのリー社長はケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ出身.「トリニティ・カレッジでたぶん一番有名な卒業生はアイザック・ニュートン」ですって.簡単に言って下さいます.

2010_0123_1139_32_1↑(クライスト・チャーチ!)

どこを切り取っても「ハリー・ポッター」の世界.「不思議の国のアリス」を書いたルイス・キャロルはここクライスト・チャーチ・カレッジの卒業生.

2010_0123_1225_11_1↑(大学の売店にて!)

大学の売店で「不思議の国のアリス」を「眺めて」みました.アリスに登場する不思議なキャラクター達はカレッジの教授達がモデルとか.そんなことを考えながら(日本語で)読み返してみるのも楽しいかもです.

2010_0123_1458_19_1↑(ためいき橋!)

イタリヤのためいき橋を模して作られた,オックスフォードのためいき橋.現在工事中.

2010_0123_1331_48_1↑(イーグル&チャイルド!)

元米国大統領ビル・クリントン氏がオックスフォード時代に好んで通ったパブだそうです.「パブ」というと,飲み物をメインで出すお店(=飲み屋さん)というイメージですが,日本では「レストラン」に分類されるようなところもコチラでは「パブ」と言うようでございます.

2010_0123_1512_11_1↑(オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ!)

オックスフォードの市場.デズモンドとモリーの明るい南の町の青空マーケットプレイスの歌をつい口ずさんでしまいます.もちろん鼻歌ですが.野菜コーナーに「JAPANESE SHIITAKE」なるものも見つけました.

フランクフルト営業

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マドリッドを後にして欧州使節団はフランクフルトへとやって参りました.こちらでは実際に日本へ送客をして下さっている旅行代理店様へ訪問させて頂きました.

お話を伺った方がちょうど長岡に勤務されていたとのこと,新潟の良いところをよくご存じで,“ドイツの方はとても自然がお好きです.新潟はお薦めしやすいです.昨年も佐渡へ御送客していますよ”のお言葉.

小さな事からコツコツと,♪人生はワンツーパンチ 汗かきべそかき歩こうよ あなたの着けた足跡にゃ 綺麗な花が咲くでしょう♪と口ずさみつつ営業を終えたのでありました.

ここはドイツ,うまーーーーーーーいビールが飲めそうです.

2010_0122_2151_56_1↑(フランクフルトのシュタイゲンベルガー・ホテル前にて!)

JNTOフランクフルトの方々と越後湯沢温泉雪国の宿高半高橋専務ご夫妻.現地では大変お世話になりました.

FITUR 2010

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マドリッドの国営放送からの“出演依頼”でフィトゥール会場は大騒ぎ...

「一体何を言っているのか」「果たしてこれは本番なのかリハーサルなのか」も分からぬままマイクを向けられたワタシは,美人アナウンサーに指さされたお皿にのったおにぎりを“オニ~リ”と思い切り抑揚つけて答えてしまったのであります.

スペインの国営放送ということはスペイン中で流れたわけで,とうとうボケも国際的なワタシです.

interview_w_yamazaki←(山崎まゆみさん!)

温泉ジャーナリスト・山崎まゆみさんのインタビューにお答えしました。滞在中いろいろとお世話になりました!

【参考】見たモン勝ち!情報アーカイヴズ・2010年2月8日のエントリー
若旦那・若女将の挑戦 2010・新潟県旅館組合遣欧使節団のルポルタージュ ~~~Reportage of Delegation from the Niigata Ryokan Association in Europe

若旦那・若女将の挑戦 2010・新潟県旅館組合遣欧使節団のルポルタージュ ~~~Reportage of Delegation from the Niigata Ryokan Association in Europe

ダリとピカソ

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“シュール”ってなんとなく使ってますけど,シュールレアリスムの真骨頂見たり.

ソフィア美術館へ行って参りました.昨年と同じく宗村さんのガイドによりしばしの観光です.この美術館には,ピカソにダリそしてミロと,スペインが誇る三巨匠の絵画彫像もしっかり展示されております.

もちろん他にも沢山の芸術作品が展示されているのでしょうが,何しろ「わりかしタイトな行程」の合間を縫っての見学,ピンポイントで狙いを定めます.

そういえば昨年は超ピンポイントなルーブル美術館(=モナリザ)見学ってのもありました.

今回は『ゲルニカ』.

写真は,手前にある豊満な女性の彫像とガイドの宗村氏そして私を撮影した物ですが,後ろに『ゲルニカ』が少し写っております.本来撮影禁止です.写ってしまっていました.ゴメンナサイ.

『ゲルニカ』は宗村さんの説明を聞きながら見学することで,その絵画の意味,ピカソの思いがより胸に迫ってきました.本物を目の当たりにすると圧倒されます.

小学生の頃,父の本棚に世界の芸術選のような本が並んでおり,一人それを黙々と眺めておりました.そこに描かれた女性達の不自然な姿,突然表現された馬が一体何なのかが漸くこの日解き明かされたのであります.

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南禅寺のお豆腐屋さん

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晩秋の京都へ行って参りました.実は,私,修学旅行以来の京都であります.

ある日のこと,お客様との会話です.

お客様:ワシら京都の学校時代の同級ですわ.
私  :あら,今度京都へ行く用事がありまして.
お客様:ほーそうか,ほなこの人のお店行ってみなさい.有名なお豆腐屋さんだから.
お客様:どの辺へ行くのや?
私  :まだ全然決ってないんですよ.
お客様:清水にも南禅寺にもあるから,どちらでも来てみなさいな.

のお言葉をしっかり真に受け,こうして念願叶い南禅寺の『奥丹』さんへ寄せて頂きました.

大盛況でありまして,入れ替わり立ち替わりお客様がいらっしゃいます.

でも,何故か我々が座った席の斜め前が空いております.

あるご夫婦が“ここ空いてますけど”と店の方に尋ねると,お店の方は“こちら日が当たって眩しいですけど,よろしいおすか”とのお答え,流石であります.

もちろんお豆腐も大変美味しく頂きました.日頃家ではあまり湯豆腐を好んで食べない息子達が,足りないぞと言わんばかりにバクバク食べておりました.

どういう意味なんだかなあーーーーーーーーーーーーーー.

まあ,兎にも角にも大変思い出深い京都訪問となりました.

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ブルーグラス

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『新潟女将の会』のおもてなしにと,知人にお願いしバンド演奏で宴席を盛り上げて頂きました.実は私も聴くのは初めてなのであります.

ブルーグラスって皆様はご存じでしたでしょうか?

とんと音楽系は苦手な私でして,カントリーではないんかい?と素朴に疑問を投げかけたのであります(一人心の中で).

佐渡唯一のブルーグラスバンドなのだそうです.

私もお願いしておいて知らぬとは大変失礼なことと,早速調べました.

やはりカントリーやウェスタンと同じ系統ではありますが,楽器編成に特徴があり,バンジョー,ギター,フラットマンドリン,フィドル,ドブロ,ベースなどの楽器を使い,そのほとんどが電気を通さないものとか.

とここまでほぼ書き写しては見ましたが,冒頭申し上げましたとおり,全く分かっていない私でありました.

まあ,何はともあれ,会場は大いに盛り上がり手拍子が鳴り響いておりました.目出度し目出度しなのであります.

バンドの皆様,お疲れ様でした.感謝

日布エール交換

Ralph Oshiro

毎年春にハワイからのツアーのお客様をお迎えしております.写真はハワイに戻られてからメールで送って下さったものです.スタッフへのとても素敵な心温まるメッセージと共に送られてきました.

ご宿泊頂いた日は,少し肌寒くハワイからのお客様にとっては更に寒く感じられたのではないかと思います.暖房の入れ方を聞きにわざわざフロントまでお越しになり(日本語はほとんどお話しにならないのです),英語のままならない若手スタッフが必死に対応をし,その後またウオシュレットの調子がおかしいとフロントへお越しになり,今度はスタッフがお部屋まで伺い,四苦八苦している姿をご覧になり,“ありがとう”とチョコレートをお渡し下さったそうです.
フロントの女性スタッフが申すには“お詫びをしなければいけないくらいなのに,チョコレートまで頂けるなんて,こちらからも何かお礼を差し上げたいのですが.”と若手スタッフ3人一生懸命に英語の授業を思い出しながら英文のお礼メッセージを書き,柿チョコを添え翌日お渡ししたのです.

そして数日後,届いたメッセージです.

Konban wa,

My wife and I enjoyed a wonderful Niigata/Sado Ohanami Tour, which was more special because we met you. Although I did not find any gold ore on Sado Island, the treasure I found in your hearts is priceless! During my travels to Japan I have shared Hawaii chocolates with many people but your gift was the first I have received in return – how very thoughtful and kind of you! The world is filled with beautiful scenery but Japan is most special because it is full of people with warm hearts and a culture of humility, civility, and kindness. Although there are many interesting places to visit, I travel only to Japan because of the people there. I am very happy that I met you; you made our trip very special. I hope that we will see you again on a future trip.

Aloha,

Ralph & Bessie Oshiro

なにかこうとっても嬉しくなってしまいました.我々もまたお会いできる日を楽しみにしています.