田圃がキレイ

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タイトル通り,この日の田んぼは何ともキレイでありました.

青い空と碧海にすこし実のついた稲の穂が良き風景を醸し出しております.

そういえば母が“いつもこんな綺麗な所で仕事できてイイネー”と,田仕事をしている近所のおじさんに言ったら“あんたはええもんだなあ”と,苦笑いをされたと話しておりました.

そうです,いつもいつもこんなに綺麗な日ばかりではありません.

照る日曇る日嵐の日.

風にも負けず,雨にも負けず,稲を植え大事に育てて下さっている全国の農家の皆様有り難うございます.

そんな感謝の念を抱かせてくれる田んぼの風景でした.

夏の終わりの二ツ亀

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夏休みも終わりに近づき,子供らと約束していた『我が家の夏休み』をして参りました.お目当ては,佐渡の西北端,“秘境”外海府に位置する景勝地,その名も”二ツ亀”.

何しろ準備に時間がかかります.
長男「えーーーー、釣りしないの?」
母 「ウン,いいよじゃー釣り道具用意ね.」
次男「僕はドンジャラと七並べやりたいんだけど」
母 「うーーーーーーーん,車だからいいっか」と両手にはばかるくらいのゲームの箱と小っちゃなトランプを車に積み込み,釣り道具一式をトランクに乗せ,
母 「ところで,せっかく二ツ亀行くのにみんな泳がないの?」
男3人「ウン,泳がないよ」と口を揃えてのたまわった…
母 「ふーーーん,じゃあー水着持たないよ」
男3人「いいよ」とまたまた口を揃えて言いました.
そんなこんなで,途中父と母の元気の源“ビーーーール”を購入し,漸く辿り着いたのが,午後3時をまわった頃.

父 「さーっ,飲むぞ」
長男「えっ,釣り行くんでしょ?」
次男「僕,釣りいいから,ドンジャラしようよ」
“どうしていつもこうなのよ”と少ーーし怒ったふりして,プシュッとビールを空ける母でした.

釣り道具を抱え,いざ海岸へ向かったのが,4時.いくら日が長いとはいえ,どうやら他の宿泊のお客様は皆様海岸から引き上げていらっしゃる様子.そして二ツ亀海水浴場には,我らだけとなりました.

なんと綺麗な海,ちょっと覗いただけでも魚がその辺にいないことが見て取れる.こりゃー釣り糸垂らしても無理だねと諦めた長男,何を思ったか,いきなりどんどん,どんどん海へ入っていき,“泳いでいい?”と聞くが早いか,ざぶんとパンツいっちょうで泳ぎだしたのです.

“だから言ったでしょ,水着いいのって”とぶつくさぶつくさつぶやいている私の目の前に広がった景色がこれでした.皆,しばしうっとり.美しい景色は,心を穏やかにしてくれるのであります.

夏の終わりの穏やかな一日が暮れていきます.

真っ赤に燃える太陽だから

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この日の太陽は燃えている,いや,吠えている.

♪ジャランジャランジャランジャランジャンジャン(繰り返し×4)ジャラジャーン ジャラジャーン ジャラジャーン ジャジャジャジャーンジャジャン♪

とボス登場.

「ボス,紀尾井町で発砲事件です」と走り寄るはジーパン.

「ジーパン慌てるな現場の状況を話してみろ」と山さん.

と,わたくしの妄想は“太陽に吠えろ”へと突き進んでいったのでありました.美空ひばりを想像した方,ゴメンナサイ.

マカロニも好きでした.

つつじ咲いてバラ咲いて ~立山見えたアンビエントな朝~

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5月30日朝,思わずカメラを取りに走ったのです.写真ではなかなか伝わらないのですが,くっきりと立山連峰が佐渡の小木半島越しに見られ,何とも不思議な風景でした.

今までに何度かこういう光景は目にしておりますが,この日のは格別くっきり.海の色も濃く,翌日の空模様が実は心配なので有ります.

『雪山が見えた翌日は時化るぞ』と言われております.

2008_0530_0727_37_1↑(俳句とバラの日々!)

♪バラが咲いたバラが咲いたまっ赤なバラが~さあびしかった僕の庭にバラが咲いた~~~♪と気持ちよく唄いきったところで閑話休題.

庭園東屋脇の『烏賊火 [ikabi] 明るし佐渡の月 更に明 [mei]』という誓子句碑はご存じの方もいらっしゃると思いますが,もう一つ,敷地入り口の門標の裏にもこの『大佐渡の青嶺 [aone] はすべて海に落つ』という誓子の句の石盤が掲げられています.その前で咲き誇る薔薇も是非ご覧あそばせ.

2008_0530_0725_27_2↑(むきやうさみふはなかしし!)

旧暦五月(皐月 [satsuki])に咲くことに因む【さつき】はつつじ科で,【皐月躑躅 [satsuki_tsutsuji]】を省略した呼び方だそうです.杜鵑花 [hototogisu] が鳴く頃に咲くことから【杜鵑花 [satsuki]】という表記もあるようです.

陰暦の月名を『無興三味婦鼻が獅子』と我山先生から教わったことを,ふと思い出しました.

この名付けて“サツキの小径”は貸切露天風呂へと続く道,この道を行きますと左手に【山口誓子句碑】が見えてきます.

貸切露天風呂につかり,漁り火を眺め,潮騒の音に耳を傾け,ここで一句というのもなかなかオツなものでございます.『ちょいとひねり』にいらしてみてください.

今がチャンスな,素浜 [sobama] ビーチ

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それはとっても静かなビーチでした.7月31日,子供らを連れ佐渡南部の【素浜ビーチ】へ行ってきました.見渡す限り,我らだけ?とってもプライベートなビーチに泳ぎにいらしてみてはいかがでしょうか?

SANYO DIGITAL CAMERA↑(水面キラキラ)
海怪獣現る.‘ダッダッダッダッダダ~ン ダッダ~ン’
キッズ逃げろー.水かけ攻撃だー.ぼやぼやしてると捕まっちゃうぞーッ
と浜辺で実況をする母でした.

SANYO DIGITAL CAMERA↑(椿尾・弁天岬の夕日)
海水浴の帰り,弁天岬に立ち寄りとてもロマンチックな夕陽が撮れました.
名古屋からのご夫婦に声をかけられ「これを撮りに名古屋から佐渡まで来たんだ」と仰ってました.とても穏やかな一日が暮れていきます.

夕陽もキ・レ・イ

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4月18日,この日は当館にて知人の送別会があり,私もそちらの宴席に出席予定で,ラウンジに腰掛けておりましたら,外がみるみるうちに紅く染まり始め,これはシャッターチャンスとばかり,またもカメラ片手に走ります走ります.

近年希なる美しさだったのです.会心の一枚でございます.