ダリとピカソ

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“シュール”ってなんとなく使ってますけど,シュールレアリスムの真骨頂見たり.

ソフィア美術館へ行って参りました.昨年と同じく宗村さんのガイドによりしばしの観光です.この美術館には,ピカソにダリそしてミロと,スペインが誇る三巨匠の絵画彫像もしっかり展示されております.

もちろん他にも沢山の芸術作品が展示されているのでしょうが,何しろ「わりかしタイトな行程」の合間を縫っての見学,ピンポイントで狙いを定めます.

そういえば昨年は超ピンポイントなルーブル美術館(=モナリザ)見学ってのもありました.

今回は『ゲルニカ』.

写真は,手前にある豊満な女性の彫像とガイドの宗村氏そして私を撮影した物ですが,後ろに『ゲルニカ』が少し写っております.本来撮影禁止です.写ってしまっていました.ゴメンナサイ.

『ゲルニカ』は宗村さんの説明を聞きながら見学することで,その絵画の意味,ピカソの思いがより胸に迫ってきました.本物を目の当たりにすると圧倒されます.

小学生の頃,父の本棚に世界の芸術選のような本が並んでおり,一人それを黙々と眺めておりました.そこに描かれた女性達の不自然な姿,突然表現された馬が一体何なのかが漸くこの日解き明かされたのであります.

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南禅寺のお豆腐屋さん

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晩秋の京都へ行って参りました.実は,私,修学旅行以来の京都であります.

ある日のこと,お客様との会話です.

お客様:ワシら京都の学校時代の同級ですわ.
私  :あら,今度京都へ行く用事がありまして.
お客様:ほーそうか,ほなこの人のお店行ってみなさい.有名なお豆腐屋さんだから.
お客様:どの辺へ行くのや?
私  :まだ全然決ってないんですよ.
お客様:清水にも南禅寺にもあるから,どちらでも来てみなさいな.

のお言葉をしっかり真に受け,こうして念願叶い南禅寺の『奥丹』さんへ寄せて頂きました.

大盛況でありまして,入れ替わり立ち替わりお客様がいらっしゃいます.

でも,何故か我々が座った席の斜め前が空いております.

あるご夫婦が“ここ空いてますけど”と店の方に尋ねると,お店の方は“こちら日が当たって眩しいですけど,よろしいおすか”とのお答え,流石であります.

もちろんお豆腐も大変美味しく頂きました.日頃家ではあまり湯豆腐を好んで食べない息子達が,足りないぞと言わんばかりにバクバク食べておりました.

どういう意味なんだかなあーーーーーーーーーーーーーー.

まあ,兎にも角にも大変思い出深い京都訪問となりました.

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若女将交友録その25・高橋正様

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新潟県観光協会会長の高橋正様にお越し頂きました.

交友録24でもご紹介しました『世界環境写真展~地球を愛する写真家たち。~』のセレモニーご出席のためのご来島です.

高橋さんの“佐渡は良いとこだよ,観光も頑張ろうや!”のいつもの野太いお声に励まされ,前日の嵐も吹き飛んだのであります.

高橋会長,今後とも佐渡ヶ島を何卒よろしくお願いします.

若女将交友録その24・天野尚様

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写真家の天野尚様にお越し頂きました.佐渡で開催の『世界環境写真展~地球を愛する写真家たち。~』の記念パーティーでのご来館です.

洞爺湖サミットで8カ国の首脳が会談している席の一番奥に掲げられておりました原生林のパネルが天野さんの撮影された【佐渡の金剛杉】であります.

天野さんの写真集を最初に書店で拝見したときには,これが全て本当に佐渡なんだろうかと疑るほどの素晴らしさに,ドキっとさせられたものでございました.

今回のセレモニーには島外より多くの来賓の方もお越しの筈でしたが.よりによってこの日に全便欠航の大嵐です.

パーティー会場内はそれを吹き飛ばすかのような熱気に満ちておりました.この日はBSN新潟放送の撮影クルーが天野さんを密着取材しており,後日【原始の森から未来へ~写真家・天野尚の眼】と題するドキュメンタリーが放送されました.

番組でも会場内の天野さんそして佐渡人達の熱はとっても伝わっておりました.

そして私は,お目にかかる前に想像していた通りの,逞しく温かく素敵な天野さんにお会いすることが出来,ウホウホなのでありました.

【参考】見たモン勝ち!情報アーカイヴズ・2009年11月15日のエントリー
世界環境写真展
http://hotelazuma.com/hapblog/archives/2009_11_15_89.html

『新潟県旅館組合女将の会』の皆々様方

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今年の『新潟女将の会』の研修旅行は,あろうことか,佐渡でございました.

前日から,あっいいえ,研修旅行の行き先が決定したその日からずうーーーっと緊張しっぱなしの私でした.何しろ,皆様新潟を代表するお宿の女将さん方なのですから.

そして当日がやって参りました.

皆様に併せて,佐渡の女将達も浴衣に着替えましょうと言うことになり,私も日頃は滅多に着ない吾妻の浴衣に手を通し不思議な感じで,そわそわ落ち着き無く宴席に望んだのであります.

皆さんとにかくお酒が“お強い”

流石の我もいささか飲みすぎ...スタッフが転がっているワインのビンやら何やらにビックリしておりました.

ですが,翌日は皆様スッキリとこの笑顔でございます.

会長の華鳳の女将さんに“まあ,社長さんもご一緒に入りましょうて”と老父も促され,ちゃっかり親子並んでの記念撮影となりました.

お越し頂きました女将様及び新潟県旅館組合金子専務理事様,牧野様,本当にありがとうございました.

ブルーグラス

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『新潟女将の会』のおもてなしにと,知人にお願いしバンド演奏で宴席を盛り上げて頂きました.実は私も聴くのは初めてなのであります.

ブルーグラスって皆様はご存じでしたでしょうか?

とんと音楽系は苦手な私でして,カントリーではないんかい?と素朴に疑問を投げかけたのであります(一人心の中で).

佐渡唯一のブルーグラスバンドなのだそうです.

私もお願いしておいて知らぬとは大変失礼なことと,早速調べました.

やはりカントリーやウェスタンと同じ系統ではありますが,楽器編成に特徴があり,バンジョー,ギター,フラットマンドリン,フィドル,ドブロ,ベースなどの楽器を使い,そのほとんどが電気を通さないものとか.

とここまでほぼ書き写しては見ましたが,冒頭申し上げましたとおり,全く分かっていない私でありました.

まあ,何はともあれ,会場は大いに盛り上がり手拍子が鳴り響いておりました.目出度し目出度しなのであります.

バンドの皆様,お疲れ様でした.感謝

田圃がキレイ

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タイトル通り,この日の田んぼは何ともキレイでありました.

青い空と碧海にすこし実のついた稲の穂が良き風景を醸し出しております.

そういえば母が“いつもこんな綺麗な所で仕事できてイイネー”と,田仕事をしている近所のおじさんに言ったら“あんたはええもんだなあ”と,苦笑いをされたと話しておりました.

そうです,いつもいつもこんなに綺麗な日ばかりではありません.

照る日曇る日嵐の日.

風にも負けず,雨にも負けず,稲を植え大事に育てて下さっている全国の農家の皆様有り難うございます.

そんな感謝の念を抱かせてくれる田んぼの風景でした.

Triathlon 2009 ~ゴミ捨ては『ごみステーション』~

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今年もやって参りました,トライアスロンの季節です.

朝,ホテルの前で“がんばって、くださ~い”と手を振りながら声援を送り,昼はゴールの佐和田ビーチ辺りの出店へ遊びに行くのがトライアスロンの日の我が家の過ごし方であります.

そこで見かけた『ごみステーション』.

ゴミの分別は大事です.

昨年まではこんなに大きくやってなかったと思うのですが,大分目立つ位置にテントを張っておりました.

佐渡のため,大地のため,地球のため,そして何よりも生きている我々のため,ゴミの分別ご協力お願いいたします.

っていうか,先ずは自分からですかね.

STB139 ペガサスの夜

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夏の終わり,雨降りの六本木.この日は,カシオペアの野呂一生さんと櫻井哲夫さんが久しぶりのコラボレーション.その名も【ペガサス】.

Stevie Wonderの『Isn’t She Lovely』で始まり,中盤は懐かしのカシオペア集.皆さん大いに盛り上がり,うっとりと聴き入っておりました.

実は私,『スイート・べイジル』のようなライブハウスは余りなじみが無く,どちらかというと“渋谷ジャンジャン”のような雰囲気になじみが深いのであります.

もう今はない“ジャンジャン”でありますが,下り階段の壁にもたれ一人本を読んだり,その日の演目のパンフレットを見たりしながら開演を待ったものでした.

ワタシにとっての初“ジャンジャン”は,当時,毎週金曜に上演されていた中村伸郎さんの『授業』であります.公園通りを通る度に“いつ入ろういつ入ろう”とおそるおそる狭い階段を下りて行った自分の姿を鮮明に覚えております.

今から20数年前の若かった己の姿であります.

今はお二人と並んでとっても幸せそうなワタシの姿がここにありました.

☆Pegasus (Issei Noro&Tetsuo Sakurai) – Take Me