Mactel 雑感

59

Boot Camp で Windows OS と Mac OS のデュアル・ブートになった Macintosh ですが,コア・デュオ・プロセッサーの基本機能として実装されている仮想化技術が OS レベルでサポートされたとき(=おそらくレパードがプリインストールされたとき)が「買い」だと思います.

例えば,iPhoto 使うときは Mac OS X,Oracle データベースを使うときは Windows に切り替わるというか,ちょうど OS X 上で,OS X 用アプリと,そのクラシック環境で OS 9 用アプリを使うときのような感覚といいますか,いずれにしてもシームレスです.

わたくしが当初期待してたのは,Darwine かなんかで Windows アプリが Windows OS なしで Mac OS X 上で直接動くことだったのですが,考えてみたら,Windows OS がこれだけ普及してしまって,これなしではやっていけない世の中になってますから,(デュアル・ブートではなく,また,Windows を一切使わないのでもなく)仮想化技術でもって Windows OS と Mac OS をシームレスに行ったり来たりできる方が便利です.

これができるようになると,ハードウェアとしてのマックの価値は高まりまくります.この8月のサンフランシスコのWWDCで(名前は別にして)パワーマックのインテル版が発表されるようですが,例えば2つの内蔵ハードディスクの一つにはWindows OS 環境,もう一つには Mac OS X 環境を載せることで,使うアプリに応じてシームレスに OS が切り替わるという感じになったらかなり売れるでしょうし,アップルの狙いはズバリここにあると思います.

わたくしは相変わらず持ち運べるノート狙いです.その昔,PowerBook Duoなどというめちゃくちゃ軽い1スピンドル・マシンがあったわけですから,アップルにできないわけがありません.ソニーや東芝の力を借りてでも世に出して欲しいと思う今日この頃です.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です