若女将交友録その18・海老沢勝二様ご夫妻 w/加藤廣文様

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横綱審議委員会会長の海老沢勝二様と奥様においでいただきました.

サドテレビの選挙解説でおなじみの加藤廣文さんはかつてNHK本局の編集主幹,その後英国に渡りNHKコスモメディアヨーロッパの社長を歴任,そして海老沢さんは本局時代の上司で大学のご同窓.

会長は『雲の上』と,こちらで勝手に想像申し上げていたイメージとは少し違い,その鷹揚なご様子からも窺い知れますように,なにかこう周りを暖かく包む,そんな大らかさがおありなのでございました.私も調子に乗って気軽にお話しさせていただきまして,失礼おばいたしました.

またのご来島をおまちしております.

’60年代青春映画

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6月には娘さんのキーラさんとお越し頂きましたが,今回は奥様のコリーナさんとのご旅行です.

少しハスキーでかっこよいのです.お伺いしたら,教会の合唱隊で唄っていらっしゃるとか.うなずけます.

さて,タムさんがお越しの時は必ずお連れしている串焼き屋さんへ今回も行って参りました.そこでお二人が出会った頃のお話しを伺いました.

大学の上級生と下級生… そんなお話を聞きながら,アメリカの’60年代青春映画を思い描いていたのは,私だけ?しかも音楽付き.

つたない英語を一生懸命聞いてくださったタムさんコリーナさん,ありがとうございました.とても楽しい夜を過ごすことができました.感謝

日米比較文化

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佐渡市観光ルネッサンス事業顧問のタム・スチュワートさんと再会です.今回は娘さんとご一緒,お名前は“キーラ”さん.クールですよね.6月に大学を卒業され,お父様と日本へいらっしゃいました.鼓童文化財団事務局長の菅野さんと義兄夫婦を交え楽しい楽しい宴が続きました.菅野さんは通訳としてもわたくしたちになくてはならない存在です.

さて,お料理説明をばせねば…

「今日のお刺身はオコゼです」(←アタマの中の日本語)
“トゥデイ’ズ・サシミ・イズ・オコゼ”(←とりあえず口にした説明)

はて,“オコゼ”ってなんて言うの? 自力で説明しようと,菅野さんご持参の電子辞書をお借りして調べてみますと,オコゼは“ストーンフィッシュ”,直訳すれば『石魚』.海中でジッとしている姿は,確かに岩と一体化してますよね.

さらに調べてみますと,漢字では『虎魚』と書きます.直訳すれば『タイガー・フィッシュ』.

いつもこうやって“日米比較文化”を学びながら楽しい夜が更けていくのであります.

タムさん,キーラさん,菅野さん,毎度の事ながら素敵な時間をありがとうございました.次は9月に奥様とお会いできる日を楽しみにしております.

若女将交友録その17・松原智恵子様

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松原様もこの日は出番まで少しお時間がおありということで,ロビーでご一緒させていただきました.

役者さんは皆様アクティブといいますか健脚といいますか,移動手段の基本は“徒歩”なのですね.本当に歩くのがお好きでらっしゃいます.

丁度エキストラの方がボランティア・ガイドさんで,金山やら奉行所やらを案内してくださったとかで,「とても楽しかったのよ」とお話しされておりました.

皆様空き時間を無駄にはしません.しっかりと佐渡を楽しんでらっしゃいます.

松原様ありがとうございました.

(追記)松原さんと言えば,演出:久世光彦,脚本:向田邦子のTBSテレビドラマ『時間ですよ』の,松山英太郎演ずる“松の湯”の長男の嫁役を真っ先にあげてしまうわたくしはいったいいくつでしょうな感じではございますが,この日,たまたまビデオ録画した昭和40年代の映画『骨まで愛して』に,若き日の渡哲也さんと松原智恵子さんが共演なさってましてビックリしました.松原さん,今でも本当にお若いですね.

若女将交友録その16・松澤一之様

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松澤様,この日はご自分の出番まで少しお時間があるとのこと,ロビーでお話しをさせていただくことができました.

「実は,加藤健一事務所にいた仲間が『夢の遊眠社』に入りまして,『半神』とかやってる頃によく観に行っておりました」

と昔を懐かしんでお話ししましたら,松澤さんもその頃のお話しやお芝居のお話しやら気さくにお話し下さり,いつのまにやら話題は旅館や観光に至ったりで,すごく真面目にいろんなお話しができまして,とても有意義な一時でした.

加藤事務所の一年先輩に,那須佐代子さん(前々回のNHK朝の連続テレビ小説『どんど晴れ』の仲居役で出演しておりました)がおりまして…」

とお話ししましたら,松澤さん,「この間,彼女には会ったばかりだなー」と.世間は広いようで狭いものです.“あーーーー,また舞台,観に行きたい”と強く思った次第でございます.

松澤様ありがとうございました.

若女将交友録その15・中村梅雀様 w/ 西川忠志様

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5月8日より8日間のスケジュールでTBS『月曜ミステリー』撮影隊の皆様にお出でいただきまして,ホテル吾妻は大賑わいでございました.

今回は館内での撮影も多く,わたくし深見聖子も,なんとホテルの女将役台詞付きで念願の“女優デビュー”です?????

怒濤の8日間が過ぎ,これはご出発の日にお願いした写真です.これからまだ撮影も最後の追い込みとのことで,おふたかたとも“衣装”のままです.

何はともあれとても貴重な体験をさせていただきましたこと,皆様に感謝申し上げます.

SANYO DIGITAL CAMERA↑(舞台裏!)

“バイジャコ”様とバックステージで.ジャコ・パストリアスばりのベース・プレイで,会場を大いに沸かせて下さいました.

実はこの前々日に,梅雀さんと,友人でボーカリストの遠藤僧侶そしてウチの宿六で,密かに【打ち上げオンステージ】を企画し“何やりましょうか?”などと練習をしていたのでありました.撮影後のお疲れのところ,我ら素人の戯言にお付き合いいただき,梅雀様には本当に感謝でございます.

で,撮影最終日の夜は撮影が延びて大変お疲れだったと思いますが,余興のステージの幕が開くや,皆様,流石に盛り上げ方もお上手,即席“梅雀さんバンド”への声援かまびすしい…

そして私はかぶりつきで,メイクの方と「あれ,旦那なんですよー」
「えっ,どっち? ウソでしょ」とかなんとか言いながら,ビデオを回しておりましたら,
「はい,そこでアップ,はい,引いてパーンして,はい,またアップ」などとご指導いただき,その通りに撮りましたところ,なんとなく今までにないビデオ撮影ができてしまいまして…

と,こんな案配でいちばん楽しんでたのは,実はア・タ・シ?

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シリーズ【古いアルバム】 ~俳人・山口誓子氏との一枚~

山口誓子吾妻玄関にて

♪♪古いアルバムめくり“ありがとう”ってつぶやいた♪♪ 鼻歌交じりに写真整理をしておりましたらこんな写真が出てまいりました.一体いくつの時の写真なんでしょうか?とても時代を感じるTシャツとGパン,おまけに昔は“少年だったのか”みたいな写真なんですけど.

えー,わたくしのことなどはさておきまして,山口誓子様でございました.おそらく庭園東屋脇にあります石碑の除幕式にいらした折,写したものではないかと思いますが,いずれにしろ懐かしい写真でございます.

当館に逗留された折に詠まれた二句,“烏賊火明るし佐渡の月更に明”と“大佐渡の青嶺はすべて海に落つ”は石に刻まれ,現在も当館庭に佇んでおります.

若女将交友録その14(片山晶子様 w/ Mr. Josh DeChellis & Mr. Peter Liem)

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3月16日,【アイアン・シェフ】と【ジャッジ】のご来島です.【ビジット・ジャパン・キャンペーン招聘事業】ということで【新潟酒の陣・食の陣】に併せてアメリカより3名の方にお越し頂いた訳でございます.

以前日本で放映されておりました【料理の鉄人】のコンセプトは海を越え,その米国版が人気番組として全国放送されているそうです.

そしてAkiko Katayama様はその”Iron Chef America“で審査員をされている唯一の日本人です.

Josh DeChellis様はアイアン・シェフほか様々な番組に出演され鉄人ぶりを多いに広めていらっしゃるとか.

もうお一方,Peter Liem様はお酒が専門.”Wine & Spirits“誌の専属記者で,ここ一年ほどはフランスで活動されているとのこと.早速ご自分のブログに【新潟酒の陣】に関して書いていらっしゃいます.ご興味のある方は是非ご覧下さい.

前振りが長くなってしまいましたが,16日の視察はたいへん盛りだくさんな内容,特に酒蔵見学は念入りにされたそうでして,当館にお着きになったのは6時を少し回った頃でございました.

『アイアン・シェフ見参!』に,板長以下調理陣は朝から大変気合いを入れお料理造りに励んでおりました.私どもも何か日本の香りを,春の香りをお届けできないかと,梅の枝を親戚から調達し箸置き代わりにしてみたり,花はこれで大丈夫かしらとなんだか気ぜわしく過ごしたのであります.

7時半,いよいよ宴の開始,鹿賀丈史さんなら “Allez cuisine ! (ア~レ・キュイズィーヌ!:料理はじめ~ッ!)”であります.わたくし,仏語は言うに及ばず英語もからっきしダメでございますのでちょっと心配いたしましたが,片山さんがとてもスムーズに橋渡しをして下さり,大変興味深いお話しを,大変楽しくお伺いすることが出来ました(手前味噌ながらお酒も料理も岸朝子さん風に『おいしゅうございました』).

話は尽きず時計の針は12時を回りこれで御披楽喜と思いきや,なんとJoshさんが“これからピンポンをやりましょう”と(もちろん英語で)切り出して,これまた全員大いに乗り気!その後1時間半に及ぶ『日米対抗ミッドナイト・ピンポン大会@ホテル吾妻』ではチーム・アメリカが大勝,チーム・ジャパンは『リメンバー・ホテル・アヅマ』で臥薪嘗胆,リベンジ決戦を心に期し,何とも楽しく愉快な夜も更けてゆきました.

“今度はニューヨークで会いましょう”を合い言葉に,料理の鉄人御一行様は次の目的地へと旅立たれたのであります.

片山さん,ジョッシュさん,ピーターさん,本当にありがとうございました.とても刺激的な一夜を過ごすことができました.

(遅ればせながら,コーディネーター役のJR・吉岡様・千国様,そして県庁の坂下様にも感謝申し上げます)

【佐渡観光ルネッサンス・おもてなし講演会】~加賀屋・小田様とカルーセル麻紀様~

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2月19日,『佐渡観光ルネサンス・おもてなし講演会』と題し,和倉温泉加賀屋の小田会長様とご友人のカルーセル麻紀様にご来島いただきました.我ら美佐渡会 [MISATO-KAI]との記念撮影でございます.

小田会長様とカルーセル麻紀様がこんなに親しいとは思いもよらず,お二人の講演は大変興味深く,ついつい身を乗り出して聞き入ってしまいました.

そのあとの懇親会そして二次会は,更に更に深く,濃いお話しが飛び交い,時間を忘れてとても楽しいひとときを過ごさせていただきました.

改めまして小田会長様,カルーセル麻紀様に感謝を述べたいと思います.本当にありがとうございました.

(ご一緒にいらして色々とお気遣いいただきました加賀屋新潟営業所の櫻井みい子様,カルーセル麻紀様のマネージャー様にも御礼申し上げます.)

若女将交友録その13・加藤健一様

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【古いアルバム】シリーズ,加藤健一様とのツー・ショットでございます.2000年7月14日,この日は加藤さん2度目の佐渡公演.

一人芝居『審判』は,そもそも加藤健一事務所に入るきっかけとなった,私にとっても思い出深い作品であります.舞台が苦手というダンナを無理矢理引っ張って行ったのですが,痛く感動した様子で「すごい,すごい」を連発しておりました.

ところで,写真の私,決して『肥満』なのではなく,この日より4ヶ月半後の12月1日に無事次男出産と相成るのでございます.

子供をおなかにいただいて,とてもヘヴィーな『審判』を鑑賞したことは,果たして胎教に良かったのかどうか,今年小学1年になる”個性的な”次男を見て心配する母でした.いや,お芝居の内容うんぬんよりも,どれだけ私が感動したかがきっとお腹の子に影響したんだわと,一人納得している母でもありました.

そうそう,そういえばNHK朝の連ドラ『どんど晴れ』にでていた仲居の康子役の那須佐代子さんは,加藤事務所の1年先輩(実年齢は私の方がすこーし上なのですが…)でありまして,青年座に移ってからもこうしてご活躍の様子,放映を懐かしく見ておりました.

年は移ろいゆきますが,あの頃の加藤さんの教えは決して色あせず,女将を生業とする自分の胸の奥で今なお生きております.沢山の言葉を有り難うございました.

加藤さんにあらためて感謝感謝でございます.